
このたび、第84回日本画院展において、昨年に続き、2年連続で入賞をいただくことができました。

この作品は200号(1303mm×2590mm)の大作、日本画『いのちの森』です。
屋久島の原生林で出会った、大自然の言葉を超えた美しさ。その森の静けさと光、生と死が循環するいのちの鼓動を描きました。
「ただそこにあるだけでいい」——その気づきを作品に込めています。
制作にあたっては、かつて暮らしていた屋久島の記憶を辿りながら、自然の気配や時間の積み重なりを一枚の画面に重ねていきました。
制作期間中は、1歳になった子どもを抱きかかえながら筆を運ぶ時間も多く、生活と制作が重なり合う日々でもありました。
その時間そのものが、この作品の一部になっているように感じています。
展示について
本作品は、東京都美術館に展示していただきました。会場の入口付近に展示していただき、とても嬉しい体験となりました。
このような機会をいただけたこと、そして日頃より応援してくださっている皆さまに、心より感謝申し上げます。
これからも、ひとつひとつの作品と誠実に向き合いながら、制作を続けていきたいと思います。



