上賀茂神社にご奉納した甲辰の『干支絵(かんしえ)』です。
原画サイズ 350mm×350mm
額装の外寸 440mm×440mm
2024年は『甲辰』年です。
それぞれを自然界のイメージに落とし込むと、甲=樹木、辰=龍になります。また少々マニアックな学問にはなりますが、干支には蔵干という隠れた十干が含まれています。具体的には、甲辰には乙(=草花)癸(=雨や雲)戊(=山岳や大地)という蔵干が含まれています。
これらの十干十二支を陰陽五行的な自然界の現象として捉え、イメージ化したものが今回の干支絵です。2024年の運勢の流れをパワーアップしてくれるラッキーアイテムになっています。
制作動画も作成しています。ぜひご覧ください。
2024年干支絵『甲辰』制作工程 動画(5分)
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そして、2024年1月10日、京都の上賀茂神社(賀茂別雷神社)にご奉納させていただきました。上賀茂神社は京都で最も歴史ある神社の一つ。京都三大祭りの葵祭でも有名ですね。このようなご縁をいただけたことが嬉しく、心より感謝申し上げます。
ご奉納の際には画と共に本殿にてご祈祷もしていただきました。有難いことに宮司様からもお言葉をいただきました。
なお、神社にご奉納した画は社務所の応接間に飾っていただいているとのこと。本当にありがたい限りです。
このご奉納絵は版画にして一般販売もいたしました。
単に版画としてするだけでなく、一枚一枚手作業で龍の目に金色の点を入れました。まさに画竜点睛です!!直径1mmにもならない小さな点ですが、目に点を入れるだけで絵の印象が随分変わります。命が吹き込まれているような感じです。
陰陽五行で今年の運勢をみてみると、甲辰年は時代の転換期になるとされています。陰(マイナス)なことがあったとしたら、次は陽(プラス)なこともやってきます。明るい未来をみて、たくさんチャレンジしていく年にしたいものです。
みなさまにとって2024年が良き年になりますように。