大きな木の根元で私(白い球)が守られているイメージ画です。

F3号(220×273)

日本画を描いてもらうことに縁を感じているとのご依頼者様。お祖父様が石材店を営んでおり、岩絵具で描かえれる日本画に縁を感じられているようでした。

直感で声が聞こえるタイプ、とのことで翡翠と桃色と鶯色で描かれた絵が欲しいとご依頼をいただきました。

また、愛されるのが怖い、幸せになるのが怖い、という悩みをお持ちで、自分が”愛されてもいい”ということに許可を出せるようになりたいとのことでした。

このようなお話を伺い、ご依頼者様の想いにお応えできるような絵を描いてみました。

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抽象的なイメージのご依頼でしたので、陰陽五行的な観点からモチーフを決めました。

ご依頼者様にとって甲(=樹木)は守護神であり、パワーチャージしてくれる存在でもあります。ご依頼者様は大きな樹木を思い描いたときに安心感を感じられるとのことでしたので、大きな木をメインとして描くことにしました。

さらにお話を伺うと、木に私が守られている感じがよい、との言葉をいただき、今回の絵のように木の根元で私(白い球)が抱き抱えられているようなイメージで描きました。

テーマカラーは直感で感じられた通りに翡翠(岩絵具では緑青)と桃色、鶯色で描いています。

この絵がご依頼者様にとって、慈愛を思い出させてくれるものになることを願っております。

『慈愛』制作工程

ご依頼者さまの声

絵を見た瞬間から温かく満ち足りた気持ちになりました。

絵を見るたびに自分は愛されていいと許可を出せます。そしもうすでに、愛されていること、守られていることを思い出せます。 そしてこれからも自分で自分を大切に愛していこうと絵を見る度に思えます。

抽象的なイメージを多く伝えたなか、新生活のスタートに優しくて素敵な、お守りみたいな絵をありがとうございました。

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